点描写/点図形の基礎固めは無料プリントで十分(年少〜年中編)

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娘が4歳になってから始めた点描写ですが、年少の夏以降ほぼ毎日1つ〜3つの点描写を解いています。

すでに4冊の点描写/点図形を終えていますが、毎日取り組んだ結果、どのような順番で点描写に取り組んでいったら良いのか、一定の結論を出すことが出来ました。

今回は、娘との経験をもとに、各出版社のテキストのレベル分けから、取り組む順番や年少・年中の基礎固めや応用への種まきとなる教材については紹介をしたいと思います。

点描写・点図形って、なんで複数の呼び方があるの?

点描写/点図形は、「等間隔の点をつないで、見本と同じ形をかく練習をする」ワークです。

ちびむすドリルの点描写(点図形)プリント(ミニ)
https://happylilac.net/tenbyousya-1-01.pdf

点描写や点図形、グリッド点つなぎなど、さまざまな呼び方がありますが、これはこのワークが幼稚園や小学校などの正式な取り組みになっていないことで、塾や出版社などが独自に名前をつけているためです。

大まかには小学校受験専門の塾や出版社(理英会・こぐま会など)では「点図形(てんずけい)」と呼び、小学生向けやピグマリオンでは「点描写(てんびょうしゃ)」と呼んでいます。無料プリントサイトのプリントキッズは「グリッド点つなぎ」と呼んでいます。

グリッドは方眼・格子という意味なので、「方眼上の下地上で点をつなぐ」という意味で、こちらの命名も間違ってはいないですね!

複数の呼び方はありますし、塾や出版社、テキストによって問題のバリエーションは異なりますが、基本的には同じと考えていただいて良いと思います。

【レベル0】点描写の準備は、迷路・点つなぎ・数字が書けること

まずは、個人的な感想から言うと、市販や無料プリントで「点描写」を始める時期は、4歳になってからで十分だと考えています。

理由は、ただ一つ。

きれいな斜めの線が書けるようになってから、点描写を始めた方が、こどもにとってのストレスが少ないから

です。

その綺麗な斜めの線を書けるようにするには、点描写で取り組む必要はなく、「点つなぎ」や「迷路」で運筆力を鍛えて行った方が、4歳前のこどもにとっては遥かに楽しいはずです。

https://happylilac.net/ten-20.html

数字についても、例えば「7」である程度斜め方向に書けるなどが出来ていれば、それほど運筆で困ることはありません。したがって、点描写を始める目安は、

  • 1〜10の数字が書けること
  • 1-50レベルの点つなぎができること
  • 4歳-6歳向けの「めいろあそび」を楽しくできるレベルになっていること

一般的な「年中以降向け」の迷路遊びが楽しくできるレベルの運筆力と思考力が養われていれば、点描写を始める準備が出来ていると思います。

無料教材であれば、ちびむすドリルの「やや難しい」レベルのこちらの迷路が楽しめるようであれば大丈夫だと思います。↓↓↓

https://happylilac.net/meiro-g.html

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【レベル1】点描写の基礎の基礎は、無料プリントで十分

市販の幼児向けの点描写/点図形のテキストでは、こぐま会のひとりでとっくん「点図形1」が最も基礎的なドリルと言えると思います。

もし「市販テキストがどうしても良い」という方であれば、こちらから進めて、ひとりでとっくん「点図形1」や理英会のばっちりとっくん「点図形(基礎編)」や幼児の学習素材館の「天才ドリル プチ てんびょうしゃ」に進まれると良いと思います。

点描写の基礎(市販本)

・ひとりでとっくん「点図形1」「点図形2」

・理英会のばっちりとっくん「点図形(基礎編)」

・幼児の学習素材館「天才ドリル プチ てんびょうしゃ」

しかし、個人的には、家庭学習で点描写の基礎を固める場合は、「ちびむすドリル」と「ぷりんときっず」のような無料プリント素材集で十分だと考えています。

ちびむすドリル(点描写/点図形)

ちびむすドリルの点描写は、2021年1月現在、「ミニ(20枚)」「スタンダード(20枚)」「立体図(10枚)」の合計50ページ分の分量があります。

https://happylilac.net/tenbyousya.html#link1

このうち、ミニとスタンダードの40枚分に取り組むことで、点描写/点図形の市販本の1冊半くらいの分量になります。

ぷりんときっず(グリッド点つなぎ)

プリントキッズでは、「簡単(12枚)」「普通(12枚)」「難しい(12枚)」の合計36ページ分の分量があります。

https://print-kids.net/print/unpitsu/grid-tentsunagi/

このうち、簡単と普通の24枚分に取り組むことで、点描写/点図形の市販本の1冊弱くらいの分量になります。

点描写の基礎に限っていえば、このように「まっすぐ線が引けるか」「斜めの線が引けるか」「線が重なったときに、混乱しないか」というレベルをクリアすれば良いので、繰り返しになりますが無料プリントで進めれば十分なように思います。

ただし、こちらは「プリンターがご家庭にある」ということが前提ですので、プリンターがない方は、市販本を利用するという選択肢を検討して良いかと思います。

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【レベル2】点描写の基礎固めから、市販本を有効活用しよう

こちらの記事は「節約しながらの家庭学習」をテーマにしたものではなく、「市販本で効率的に家庭学習」をすることに焦点を当てています。

仮に「無料プリントだけで点描写/点図形」を進めたいのであれば、このまま「ちびむすドリルの立体」や「ぷりんときっず」の立体に進むのはありかもしれません。

しかし、点描写の基礎固めをするためには、個人的にはこの段階から市販本を利用することをオススメしたいです。

点描写の基礎固めのための市販本

こぐま会 ひとりでとっくん:点図形3

ピグマリオン(PYGLI):点描写①、点描写②

これら3冊は、ほぼ同レベルですが、PYGLIシリーズは「線が多め」、ひとりでとっくんは「一部曲線があったり、立体図形の問題がある」という特徴に若干の違いがあります。

1冊しかやらないのであれば「ひとりでとっくん 点図形3」をお勧めしますが、娘の場合は「PYGLI 点描写①」→「PYGLI 点描写②」→「ひとりでとっくん 点図形3」の順番で3冊とも取り組みました。

厳密に書くと、「PYGLI 点描写②」の終盤の頃に「ひとりでとっくん 点図形3」を始めました。こどもにとっては、同じテキストばかり続けるよりは、微妙に違うテキストに取り組むことで気分転換になる効果はあったかと思います。

加えて、「ひとりでとっくん点図形3」は、「一筆書き」「点を通らず、カーブのある形」「簡単な立体図形」など、PYGLIシリーズよりややバリエーションが豊富です。

一筆書きの例(点図形3の前半)

実際、娘はこちらの取り組みで「一筆書き」という言葉を知り、少し易しめの点描写/点図形の問題が出たら、自らチャレンジするようになりました。

基礎の基礎をしっかりと取り組んでいれば、1冊を2ヶ月かからず終わらせることができるので、この3冊を4ヶ月ほどで終わらせることが出来ました(4歳2ヶ月〜4歳6ヶ月)。

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【レベル3】点描写×重なり/線対称/回転図形の二重課題

あまりネット情報などで整理されていないのですが、ここで点描写/点図形の応用について簡単に触れていきたいと思います。

点描写の応用の形は3つのパターンがあります。それを以下にまとめてみました。

・ひたすら複雑な線になり、非対称性が増す応用

・立体図形の応用

・点描写×重ね図形/線対称/回転図形の二重課題の応用

例えば、ひたすら複雑な線になる応用系ですが、PYGLIシリーズの点描写④などでは、長短の縦・横・斜めの線が重なり合い、規則性を持たない点描写になります。

https://www.pygli.com/html/user_data/assets/pdf/004.pdf

非対称的な図形の点描写や立体図形の点描写はレベル4のところでご紹介するとし、こちらでは「点描写×重ね図形/線対称/回転図形の二重課題の応用」についてご紹介したいと思います。

この「二重課題」の基礎固めにぴったりの教材が、理英会の「ばっちりとっくん 点図形の発展(基礎編)」です。

点図形の発展(基礎)は、「簡単な模写×重なり/線対称/回転図形」という構成になります。

こちらの教材は、全部で30ページあるのですが、

P1-10   点図形×重なり
P11-20 点図形×線対称
P21-30 点図形×回転図形

という構成になっています。

点の数は「3×3」「4×4」などで多くはないのですが、通常の点図形に別の思考力の要素が加わります。レベル2までは、とにかく「模写」の力をあげれば良かったものが、「模写」の要素がありながらも、「異なった形」や「異なった角度からの視点」を考えなければならなくなります。

実際、娘の取り組みをみると、レベル2レベルの点描写であれば、きれいに線を引けるのですが、二重課題の点描写に取り組むと、少し線引きが雑になる傾向がありました。

点描写×重ね図形(基礎)
点描写×線対称(基礎)

一方で、点の数が少ないので、こどもにとっては時間がかからず解くことのできる問題のため、ストレスフリーで解くことができるというメリットもあります。

レベル4以降の複雑な点描写の問題を解く前に、ホップ・ステップ・ジャンプの「ステップ」として、この「点描写の発展(基礎編)」は非常にバランスの取れたテキストと言えると思います。

なお、こちらのテキストに取り組むと、「重ね図形・線対称・回転図形」のどの分野の取り組みが不足しているかが浮き彫りになります。

娘の場合、「点描写×回転図形」の取り組みに若干の不安があったので、「点描写の発展(基礎編)」に取り組みながら、並行して「回転図形(基礎編)」にも取り組みました。

回転図形の問題の方が、点描写の発展(基礎編)の後半よりはやや易しいため、娘はこちらのテキストを後から初めて先に終えることになりました。

まとめると、理英会の「ばっちりとっくん 点描写の発展(基礎編)」は、少し題名がわかりにくいテキストなのですが、点描写の基礎と応用の架け橋的な存在のように思いますので、どの経由を辿っても一度試していいただきたい問題集です。

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【レベル4】立体図形の点描写/非対称の点描写

ドッドの数が少ない難易度の低い点描写に慣れてきたら、徐々に複雑な点描写にチャレンジするか、立体図形にチャレンジするのが良いように思います。

点描写の基礎(市販本)

・ピグマリオン 点描写3、立体図形1

未就学児向けの点描写では、幼児の興味を高めることを目的として、絵をモチーフにした出題が多いのですが、未就学児向けの後半や小学生向けの問題では、絵をモチーフとせず、複雑な線だけで構成された問題も出てくるようになります。

図形として認知しづらいので、図形認識に対する能力とともに集中力も必要になってきますが、「図形や線をとらえ、それを頭の中でイメージして正確に再現する」能力向上には大きな効果があります。

https://www.pygli.com/products/detail/9

ピグマリオンの点描写3の前半では、点描写1や2の中盤から後半と同じレベルからスタートし、徐々に複雑な図形に取り組むような内容になっていますので、本記事のレベル2のテキストを1冊以上終わらせられていれば、点描写3に取り組むことは可能だと思います。

一方で、このような非対称的な形に拒否反応を示すお子様もいらっしゃると思いますが、そのような場合は先に立体図形の点描写に取り組んでも良いと思います。

下記は、ちびむすドリルの立体図形の点描写ですが、10枚用意されていますので、こちらで腕試しが可能です。

https://happylilac.net/tenbyosya-rittai.html

ピグマリオンの「領域別問題集1/点描写‐立体図形①」も立体図形の点描写の基礎固めには良いドリルだと思います。

https://www.pygli.com/products/detail/49

三次元の点描写では、常に頭の中で立体図形をイメージすることが大切です。

立体図形の点描写に取り組むことで、三次元空間概念や図形感覚を感覚的に理解する能力が養われ、作図能力の向上にも役立つと思います。

レベル3でご紹介した「点図形の発展(基礎編)」の後半の「点描写×回転図形」は、苦戦するお子さまもいらっしゃるかと思いますので、その時は先に立体図形の点描写から取り組むのも、一つのやり方だと思います。

ずっと似たような点描写の課題に取り組むと飽きが来る可能性がありますので、レベル4の時期には「立体図形の点描写と少し複雑な平面図形の点描写を交互に取り組む」という方法で試してみるのもお勧めです。

また、立体図形1の取り組み最中に、「点の真ん中を通ることを意識してみたら?」というアドバイスをしたところ、娘の点描写の正確性が多少上がりました。

これまでも、「丁寧に描いてみてね」と伝えたことはあったのですが、このような声がけだと『気合い論』だったかもしれません。

もともとの運筆力はだいぶ上がっていたので、あとは意識の仕方の問題だったようで、このアドバイスを境目に、少し上手に点描写ができるようになりました。

お子さまの性格やその時の成熟度によって声がけの種類を変えていく必要はありますが、少し慣れてきたお子さまへの声がけ例として参考にしていただければと思います。

また、点描写③の中盤くらいまでいくと、目が慣れたのか、後半の非対称的な図形を見ても、娘が怯むことがなくなり、点描写のスピードも上がってきている印象があります。

点描写/点図形のメリット・デメリット

『天才ドリル 立体図形が得意になる点描写』が2020年の秋に10万部突破したように、小学生向けの点描写の本もベストセラーになっています。

「点描写」とは、一言でいえば、格子状の点と点を結んで、手本どおりに図を描かせるものです。
ただ図形を写すだけのことですが、継続して取り組むことにより、

・立方体などの立体図形の感覚が養成できるほか、
・点と点を結ぶ作業により、運筆の練習ができると同時に、
・図の位置と形を一時的に記憶することで、短期記憶を訓練できる、などの効果が期待できます。また、
・複雑な図形を正確に写すことで、単純な計算ミスや書き写しのミスを減らすよい練習にもなります。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000432.000018193.html

小学生は、算数の分野で立体図形の問題を解くときに苦手意識を持ちがちですが、「点描写」シリーズは、家庭学習で立体図形の感覚を身につけられる定番ドリルとして売れ続けているようです。

「単純な計算ミスや書き写しのミスを減らすよい練習になる」という観点はあまり持っていなかったので、娘がもしそうなれば嬉しいと思います。

ピグマリオンにおいては、点描写で養われる能力として、

・注意力
・構成把握能力
・作業能力
・筆圧
・指先の調整能力

をあげています。

運筆力の向上に伴い、「絵を描くの上手」になる効果とともに、「字が綺麗になる」効果も期待できます。

難易度の高い点描写に取り組むうちに、自然とひらがなやカタカナが上手になることが期待できますが、そのためには直線ばかりの点描写に取り組むより、こぐま会の「てんずけい3」のような曲線のある点描写/点図形に取り組むのも良いように思います。

さらに、ピグマリオンの点描写-立体図形①-の前書きには、

「小学校で図形を学習するとき、三角形や四角形の名前や性質、面積や体積といった知識や問題の解放が中心になっていますが、本来の目的は、空間(図形)概念の養成です。この概念を感覚的に養うには、幼児期や図形遊びや点描写をすることが重要だと言えます。」

という記述があります。

裏を返せば、点描写だけではなく、図形遊びも大事ということですね。

一方で、迷路などは先の先を読みながら取り組まないと解けない問題もありますが、基礎的な点描写レベルでは、どちらかというと手元のみを見ながら問題を解いているように思うので、確かに「集中力」や「運筆力」「図形感」は伸ばせると思いますが、「全体像を見ながら解く」ような能力は、他の取り組みを通じての方が伸ばせるかもしれません。

ただし、これはもっと応用の問題を解いていくことで解決していくかもしれませんし、並行して少し複雑な迷路やその他の取り組みを行うことで補っていけば良いように思います。

私は、補完する市販テキストとしては、「迷路なぞぺー」が良いように思います。

図形分野は小学校受験でも差がつく分野!?

こちらは、とあるお受験塾の新年中(年少)向けのテストの平均点の一覧です。

項目ごとに6点満点で採点されています。

未就学児は、当然ながら月齢によって点数の差が出てきますが、「位置表象(左右・上下の認識など)」や「数」の分野に比べて、「図形」の平均点が低い(6点満点で平均点が3.0点)ですし、月齢による差が大きくなっています。

1回のテストで全てを語ることはできませんが、中学受験などでも「図形は差がつきやすい分野」と言われており、その傾向は小学校受験でも同じかもしれません。

平均で5割の得点率の問題を満点で回答できれば、それだけで大きな差がつきますし、月齢が遅いお子さまで図形が得意になれば、もしお受験を考えている場合であれば大きな武器になりそうです。

私の個人的な実感だけではなく、先輩ブロガーさんの記事などを読んでみても、点描写/ 点図形の日々の実践は、未就学児または小学校低学年における「図形分野の強化」において、大きな役割を果たしそうです。

点描写とお絵描きをつなぐ裏技(線描写)

下の絵は、4歳の娘が描いた、漫画・鬼滅の刃で人気のヒロインの竈門禰豆子です。

4歳の娘が描いたにしては上手だと思われる方もいらっしゃるかとは思いますが、実はこれはトレーシングペーパーで原画をなぞってから、色鉛筆で塗っただけです。

点描写のレベルが3以上の取り組みができていれば、線描写も上手になっているはずです。

トレーシングペーパーを使ってのお絵描きは、お勉強的な要素が減る一報、トレーシングをすることで、「絵の細かい描写に対する観察眼を養う」ことが可能になります。

繰り返していけば画力の向上も期待でき、例えば、絵に対して苦手意識をお持ちのお子様であっても、好きなキャラクターや動物・恐竜などのトレーシングを通じて訓練するというやり方もあると思います。

また、色彩感覚だけではなく、観察能力の向上という観点やそもそもの絵の完成度を上げるためにも、12色の色鉛筆やクレヨンよりも、24色や36色などの色鉛筆やクレヨンを用意してあげると、こどもは喜んで取り組んでくれるかもしれません。

さいごに

点描写の基礎編のご紹介の記事、いかがでしたでしょうか?

実は、点描写を娘に取り組んでもらったきっかけは、「娘が大好きな絵が上手になるように」「そのためには模写が上手になって欲しい」というものでした。

しかし、取り組んでいくうちに様々な知育的な効果があることを知り、小学校受験における頻出問題なだけではなく、将来的に必要な図形感を養うために、とても有効的な手段であるということを知りました。

点描写という手法で学ばなくても、もちろん図形感を鍛える他の方法はいくつもあるとは思いますが、「絵や字が上手になる」「図形問題や幾何的な力を育成する」ための近道になっている可能性は大いにあると思います。

基礎の基礎は、無料プリントで十分。数字が書けたり、ちょっと複雑な迷路が解けるようになったら、ぜひ点描写に取り組んでみてはいかがでしょうか?

基礎固めはこぐま会の「点図形3」、応用への種まきは理英会の「点図形の発展(基礎編)」を市販本ではお勧めしたいと思います。

ただし、理英会の「点図形の発展(基礎編)」の後半の「点図形×回転図形」の問題は苦戦するお子さまもいらっしゃる可能性があるので、その場合は先にレベル4の問題集に進むというやり方もありだと思います。

また、点描写の能力がある程度備わってきたら、「位置の記憶」を通じて視覚的な記憶能力の向上に励むのも良さそうに思います。

本記事におけるレベル2(PYGLIの点描写①・②、こぐま会の点図形3相当)が終わっていれば、上記の問題集はだいぶ取り組みやすくなっていると思います。

これからも、娘には様々な点描写/点図形の問題に取り組んでもらおうと思っていますので、その経験を今後もシェアできたら幸いに思います。

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ピグマリオン/PYGLIの「位置の記憶」の攻略法について