【七田式】思考あそびシリーズは小受のペーパー対策にピッタリかもしれない

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ここ数年、七田式では「思考あそびシリーズ」のラインナップを充実させています。

こちらのシリーズ、3歳頃から遊んでおくと、小受対策にもピッタリとなるように思いますので、こちらの記事にて紹介をさせていただきます。

七田式の「思考あそびシリーズ」の種類と価格は?

七田式の「思考あそびシリーズ」は、図形・規則性・空間認識・座標の基礎を遊びながら学べる知育玩具シリーズです。

2019年の夏から販売が開始され、次々と新しい商品が開発されています。

2021年の春の時点では、「絵づくり三角ピース」「三角ピースマッチング」「25マスペグボード」「円形ペグボード」「5色キューブ立体づくり」「ミラーパズル」「L字パズル」「重ね図形パズル」などが販売されています。

全て、七田式公式サイトより引用

全て、税込2750円で販売されています。

それぞれの「思考あそびシリーズ」の解説と小受対策について

まずは、こちらの記事について、全ての思考あそびシリーズに取り組んだわけではないのと、あくまでも素人の一親が個人的な主観で解説していることをご了承いただければと思います。

「絵づくり三角ピース」と「三角ピースマッチング」 おすすめ度:☆☆

上記、2つのパズルは、類似品とのクオリティとの差をあまり感じられず、コストパフォーマンスに優れているようには感じないので、少し厳しめの「おすすめ度:星2つ」とさせていただきました。

くもん出版のタングラムは、Amazonでは1873円で購入でき、七田式の2種類の三角ピースの3分の2のお値段です。

小学校のプレNEO教具のタングラムは、お風呂で使えるメリットもあり、価格が1430円で、こちらは七田式の半額近いです。

くもん出版およびプレNEO教具のタングラムは、娘が2〜3歳頃によく遊んでいましたが、「あえて七田式を購入すれば良かった」という思いには至りません。

「25マスペグボード」「円形ペグボード」 おすすめ度:☆☆☆☆☆

例えば、娘が数年前に七田式教室に通っていた時、まだ市販される前の「円形ペグボード」を毎週のように取り組んでいた時期がありました。

ペグボードは、2〜3歳レベルであれば、色の学習や巧緻性のトレーニングにもなりますし、お手本通りに並べたりすることで、規則性の学びに繋がります。

規則性については、小学校受験だけではなく、中学受験や高校受験などでも頻出の分野ですし、論理的な思考力の基礎を培うことができます。

また、25マスペグボードは、巧緻性を強化し、規則性を学べると同時に、たて・よこ・ななめの概念の理解が進みます。

幼児は、斜めの概念の理解が難しいと言われていますが、ペグボードを通じて斜めの理解が早く進み、点描写/点図形への取り組みを順調に進められる可能性が高まります。

円形と25マスで、強みがそれぞれ異なるため、2種類のペグボードを揃えるのが理想なように思います。

「5色キューブ立体づくり」 おすすめ度:☆☆

七田式のキューブ立体です。

七田式の公式ページに下記のような表記がありますが、おそらく誤表記で、通常のキューブだと思います。

»色の概念
4色の積木を見本の通りに並べることで、色の認識を身につけることができます。

»巧緻性
ペグとほぼ同じ大きさの穴にペグを差し込むことで、指先の器用さを育てることができます。

https://www.shichida.com/category/T_TYPE_05/110365.html(2021年5月確認)

4色ではなく5色ですし、ペグの機能はないはず。

くもん出版のキューブつみきと大差がないと思われますので、七田式の玩具をあえて購入する必要性があまり見つかりません。

「ミラーパズル」 おすすめ度:☆☆☆☆

鏡に、つみきの模様を映して、お手本の模様を作りながら遊び、線対称の理解につながります。

線対称は、小学校受験でも頻出の分野。もちろん、中学受験で差がつく図形分野の基礎の一つでもあります。

遊びながら線対称に強くなるパズル、というのは非常に良いと思います。

L字パズル」 おすすめ度:☆☆

L字のピースを使って、空いているすべてのマスを埋めるパズルです。

悪くはないと思うのですが、小受には直結しにくいですし、ニキーチンのみんなの積み木や賢人パズルの方が、立体も含めた図形感の養成につながります。

また、L字パズルの遊びのパターンが少ない気がするので、購入意欲はあまり注がれません。

「重ね図形パズル」 おすすめ度:☆☆☆☆☆

お手本の模様を見て、どのパネルを使うのか、どんな順番で置くのかを考えることで推理力や想像力を育てます。

正方形や三角形で構成されたお手本の模様から平面図形の構造を理解させることができます。

重ね図形は、小受でも頻出分野。

そして、躓きやすい分野でもありますが、こちらは楽しく種まきができそうです。

さいごに

こちらの「思考あそびシリーズ」。まだまだ増えていくのか楽しみなところもあります。

今回は、小受と絡めた内容で書きましたが、小受をしない方でも、「ペグボード(25マス、円形)」「ミラーパズル」「重ね図形パズル」はおすすめですので、もし興味のある方はまずは気になった1種類を手に入れてみてはいかがでしょうか?